BCPにおける防災計画3

こんにちは、中小企業支援担当の高橋祐貴です😊

7月19日に、富士市が開講しています「防災力UP講座」の3回目に参加しました。

講師は富士市の危機管理課の職員様。

富士市の危機管理のプロフェッショナルの方からの講義でした。

最終回となる今回もやはり「地震」の防災対策がテーマです。

BCPにおける防災計画3ということで、今回も静岡県富士市を事例に考えていきましょう💡

静岡県富士市は南海トラフ大地震が対象

南海トラフ地震を一言で言うと、

阪神淡路大震災のような短い時間での直下型の縦揺れと、

東日本大震災の長時間にわたる強い横揺れが同時にに起きる、

最強の大地震です。

もう想像ができませんね💦

過去に富士市は、静岡県東部地震として、東日本大震災後の2011年3月15日に、

震度5弱を観測しまし、隣の富士宮市では震度6強を観測しました。

南海トラフ地震はこの静岡県より四国の西側までにわたり、

最強の大地震が起こる可能性があります。

出典:気象庁HP 南海トラフ地震について

富士市の津波は6m!?

出典:富士市防災マップP6

静岡県富士市には、津波の高さはおよそ6m程度といわれています。

これは静岡県内でも一番低い値です。

理由は、上記図の青い点線に注目してみてください。

富士市の田子の浦を中心に南北にプレートがはしっていることに起因します。

つまり、このプレートにより、津波が海から北側の陸に向かって勢いよく押し寄せるのではなく、

東西にわたって津波が発生する仕組みになっています。

その中心に位置する富士市は6m程度となり、

対称的に東西にある近隣地区の津波の高さが10m超と高くなってしまっています。

6mの津波はどのくらい?

結論 巻き込まれたら最期です

下記の図をご覧ください。

人は1mの津波に巻き込まれると死亡率100%といわれています💨

出典:富士市防災マップP6 抜粋

静岡県内で一番低い津波想定で、6mだから、高台に避難すれば何とかなると思ったら危険です!!

巻き込まれないように、事前に避難ルートの確認が必要です。

富士市の津波到達時間は地震発生後3分!

津波の高さこそ6mと静岡県内でも低い高さですが、

津波到達時刻は一番早いと聞きました。

地震が起きてからわずか3分で6mの津波が押し寄せてきます。

日常生活で突然発生する大地震。

わずか3分後に津波が押し寄せます。

揺れが収まって逃げる支度をしていたら、もう津波が押し寄せてきてしまいます。

果たして、企業としては何をすればよいのか、今一度考えなおしてみてはいかがでしょうか。

BCP・防災を機能させるためには「今すぐ行動すること」

講習会で、危機管理課の方から教わった韻粗油的な言葉があります。

「防災訓練を100回やるよりも、数回にわたり事前対策をしておくほうが防災効果が高い」

つまり、事前対策を行うことで、大きな自然災害や地震のリスクを減らすことができるのです。

その事前対策を行ったうえで防災訓練を行うと、

緊急時に企業としても機能できるのではないでしょうか。

まとめ

最期に、BCPにおける防災計画3として、口座から学んできたことをまとめると3つです!!

  • 静岡県富士市は南海トラフ地震という最強の巨大地震がいつか来るということ
  • 1mの津波で死亡率が100%であること
  • 事前対策×防災訓練でリスクを最小限に抑えることができること

そしてそして、一番大事なのは

今すぐ行動することです!!

企業のBCPで何をしたらよいのかわからないご担当者様、

一緒にBCPを策定して備えていきませんか🌞

以上、髙橋祐貴でした😊

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